空知中学校卓球強化委員会について
当委員会は、２００９年１月、当時の北・中・南空知の中学校体育連盟各地区卓球競技専門委員をしていた
中学校の卓球部顧問ら有志が中心となり、空知管内の中学校での卓球、部活動の普及、また、指導者の育成、
技術強化を目的として、組織された委員会です。その以前から、当委員会富田会長らが中体連の専門委員をされ
ていた際に、講習会や練習会等を行っていました。２００７年に新十津川町で行われた講習会を開催するにあたり、
専門委員３名が事務局となって組織したのがきっかけとなり、当委員会の名称となりました。
当委員会はあくまで有志の会であり、中体連等の公的なものではありません。助成金等、経費は一切なく、主に学
校の教職員である指導者を中心とした、「ボランティア」的活動を行っている団体です。
予算はないため、当委員会主催の大会の際は、プログラムに卓球メーカーや管内スポーツショップの宣伝を掲載
することで、上位入賞者の商品を出していただくなど、予算のないなかで運営を行なっています。
このページについても、スターレンタルサーバーによる、フリーバージョンのページで運用しています。
主な年間の活動
�ゞ�知中学団体新人卓球選手権大会
新人戦に向けた交流大会（全空知地区、学校単位、合同チーム・交流試合も予定）
各地区連盟の道新杯全道予選会に向けて、次年度中体連に向けての前哨戦として（毎年秋ごろ）
��空知学年別卓球大会（全空知地区、シングルスのみ）
以前はラケットを握って１年と間もない選手らがどの位成長したのか、試合の機会が少ない１年生のために、
１年生大会を開催していました。しかし、２年生の学年なかでもどれだけ強くなったかなど、学年別での空知規模
の大会を行ってほしいとの要望もあり、２０２４年（２０２３年度）より学年別大会としました。
１年生は、２年生の部にエントリーしてもよいこととなっています。また、試合後は交流試合を増やし、南北に広
がる空知でたくさんの選手と試合ができる機会を設けました。（毎年冬〜春にかけて）
�Ａ�手・指導者向けの講習会
主に中学から始めた選手を対象とした基礎的な講習会、卓球を初めて受け持った顧問向けなどを予定していま
す。卓球を「学習」する良い機会と考えています。また、他校の選手との交流も考えています。（毎年秋〜冬ごろ）
また、当ホームページには、各地区連盟の日程を含めた各種大会の日程、中体連大会、当委員会主催の大会
の結果等を掲載し、大会等に活用しています。せまい範囲ですが、空知管内中学校における卓球の情報サイトとしての機能を
果たしています。
学校現場では、少子化による部員数の減少が続いています。 教員の働き方改革なども相まって、部活動を取り巻く環境は、
ますます厳しいものになっています。指導者の担い手がいない学校も出てきています。
人口が減少し、スポーツ人口も減っているなか、日本卓球協会の会員のなかでも、中学生が約半数を占めています。卓球界を支
えているのは中学生であるともいえます。つまり、中学生の普及が、卓球というスポーツの普及につながるのだといえます。
卓球は、大きな場所を必要とせず、また気軽に始められるスポーツであり、「敷居の低い」スポーツでもあります。一方、回転の技
術や一瞬で判断し打ち返すなど、奥の深いスポーツでもあります。
今後は、既設のスポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ等との連携も必要です。拠点校方式をとる自治体も現れました。
一方で、部活の地域移行はスムーズに行われていないのも現状です。卓球ではまだまだ資格への認知が低いのですが、
選手中心（プレーヤーセンタード）で進めていくためにも、信頼ある公認スポーツ指導者の資格も必要となってきています。
ちなみに、中体連に加盟する少年団チームには、必ず指導者資格をもった指導者が必要と規定されています。全国的にみると、
クラブチームでも資格が必須の県も出てきました。日本スポーツ協会では、教員向けの講習会（スタートコーチ）も開催されれていま
す。
北海道は、日本代表に選ばれた選手、Tリーグや実業団のJR北海道卓球部など、日本卓球リーグ等で活躍している、数多くの優
秀な選手を輩出する都道府県の一つでもあります。
そんな卓球ブームのなか、中学校の卓球部は、一度も受け持ったことがない先生、競技経験がない先生が受け持つことが多く、
選手育成の視点では、空知の卓球に関わる大きな課題となっています。そこで、空知の卓球のレベルを上げるため、中学から始め
ても、全道大会や全国大会に通用する選手を育てるためにも、この委員会の活動が貢献していくことを切に願っています。
当委員会の活動も１６年目になりました。当委員会の趣旨に賛同いただいた指導者には、大会の運営を担っていただいて
おります。その強化委員も、最初は北・中・南空知の専門委員と会長の４名だけでしたが、最近では、１０名を越え、大会がスムーズ
に運営ができるようになってきました。発足当初からの強化委員だった指導者の「教え子」が教員になり、卓球部をもって一緒に活動
をしてくれている先生方もいて、少しずつ世代交代や歴史を感じる昨今です。
空知管内の卓球部指導者・顧問の先生方、そして情報を得たい選手の皆さんを中心に、ぜひご活用ください。
今後とも当委員会を、どうぞよろしくお願いいたします。
資料
日本卓球協会登録の中学生数（日本卓球協会）
２０２３年度 全国 142,049名 北海道 7,265名
２０２２年度 全国 146,396名 北海道 7,426名
２０２１年度 全国 145,446名 北海道 7,480名
２０２０年度 全国 118,040名 北海道 6,146名
２０１９年度 全国 179,129名 北海道 8,582名
２０１８年度 全国 178,319名 北海道 8,524名
２０１７年度 全国 171,893名 北海道 8,334名
日本中学体育連盟加盟校・加盟生徒数調査（部活動）
２０２３年度 男子 全国 6,471校 道内 305校 女子 全国 5,814校 道内 282校
男子 全国 136,032名 道内 4,560名 女子 全国 84,256名 道内 2,443名
２０２２年度 男子 全国 6,541校 道内 326校 女子 全国 5,985校 道内 308校
男子 全国 145,956名 道内 4,930名 女子 全国 88,443名 道内 2,545名
部活別競技人口ランキング（道内）（2023年度） （上記の中体連調査より）
男子 �．丱好吋奪肇棔璽�6,357 ��軟式野球5,125 ��バドミントン4,901 �ぅ汽奪�ー4,625 �ヂ邉�4,560
女子 �．丱疋潺鵐肇�4,958 �▲丱譟璽棔璽�4,922 ��バスケットボール4,145 �ぅ愁侫肇謄縫�3,902 �ヂ邉�2,443
全国ランキング（2023年度）
男子 �．丱好吋奪肇棔璽襦´▲汽奪�ー �Ｂ邉� �て霄位邉紂´ゥ愁侫肇謄縫�
女子 �．愁侫肇謄縫后´▲丱譟璽棔璽襦´�バスケットボール �ぢ邉� �ノ�上競技
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